パン人気しぼます衝撃 240526

 「パンタスティック!!」が急きょ中止に『天風録(240526中國新聞)』は思う▲「あんぱん」誕生から150年。職人の飽くなき探究心が幅を広げ、味を高め、日本の食に定着した▲味はもちろん最近は「映える」要素も意識され、話題を呼ぶパンは全国各地にある。一堂に集めたイベントへ大勢が押し寄せるのもうなずける▲それだけに出品者やパン好きは裏切られた思いのはず。広島の商業施設で開催中の催し「パンタスティック!!」が急きょ中止に。展開する呉の会社が資金繰り悪化で事業を停止した▲売り上げが振り込まれない店、泣く泣く半額で売った店も。小麦が高値の折も折、損失は大きい。膨らんできた人気がしぼまないか。パンの愛好者とともに乗り越えて、日本のパン発展の糧とするしかない。
 (私は)パン屋さんに入ってしまうと、買い過ぎてします。そして食べ過ぎてします。画像に撮ってなどと考える余裕なく、食べてしまうので、画像がほぼない。日本のパン屋さんの力に感服だ。その能力はあっても円安にはかなわない。小さなパン屋さんは大変である。消費者側はエンゲル係数をあげていくことになる円安。政府よー。