日本人の「デモ嫌い」に『天声人語(250626)』は思う▼人はそれぞれの物語を生きている。自らが好み、選んだ物語ならいいが、そうでないものがある。ときには権力に強いられる物語があり、さらに不穏なのは、知らないうちに思い込まされている物語だろう▼早稲田大学教授の小林哲郎さんが宣伝工作を受ける側に注目▼教授によると、日本人は際立って「デモ嫌い」。政治的な活動にかかわる人を忌避する傾向にあるらしい▼こうした風潮は、中国やロシアのプロパガンダに対する日本社会の「脆弱性」にもなっていると▼総じて日本の世論は、宣伝を信じやすいとの調査結果もある▼「対応は難しい。大事なのはこういう傾向を知っておくことでは」と小林さん。
(私は)思う。デモ嫌いは、自由や平和を訴える人を羨ましく思い妬ましく思うためか。デモをすることはできず、でも並んで進むことは好きなようで、列に並ばされるおとなしく従う。また、エスカレータは片側に並んでしま、なんだか長い列をつくる。デモは嫌いでも、デマは好きで、直ぐ信じてしまう。信じる者は救われるのか。そんなことはない。
