『#食品ロス対策』

『#食品ロス対策』<2022年11月4日(金)>
 自動販売機の利用方法に『談話室(221029山形新聞)』は思う▼日本は世界有数の「自販機大国」で全国に400万台もある▼コロナ禍を背景に非対面で決済でき人手をかけずに24時間販売できるとあって、飲食店や異業種の参入が相次いでいる。餃子や冷麺、焼き芋やプリンなど風変わりな自販機が次々登場している。フランス料理を揃える所も▼中でもこれは驚きの試みだ。山形市青田南に現れた昆虫食の自販機。新庄産のコオロギを1袋買って食してみるとサクサク感がガーリック味と共に口に広がった。何でも昆虫食は栄養価が高く持続可能な次世代フードなのだとか▼一方、当日売れ残ったパンやケーキなどを自販機で格安販売し人気を得ているという。廃棄はもったいないし食品ロスになる。訳あり品の割引販売は昔からあった。その自販機版か。物価高騰の折、有効活用を図り庶民の味方になる策は大歓迎だ。
 (私たちの)未来の食糧事情はどうなるのだろうか▼昆虫はさて置き、大量生産による売れ残りをなんとかしたい▼自動販売機に、フードバンクや子ども食堂が利用できないだろうか。会員カードかなにかで、ピッとやるとパンが出て来る。皆が食事をきちんととれる未来になってほしい。また食べ残しになるような料理の作り方を考えねばならない。
#自動販売機,#風変り,#昆虫,#売れ残り,#フードバンク