『#腐ったミカン』<2023年7月8日(土)>
最近の先生のゆとりのなさに『あぶくま抄(230705福島民報)』は思う▼「腐ったミカンの方程式」▼1980年代のドラマ「3年B組金八先生」で広まった。一人の男子生徒が転校してくる。前の学校を追い出された「ミカン」。次々と問題を起こすが、金八先生は見捨てない。「われわれはミカンを作っているのではない」▼最近の先生はとかく忙しい。昔ほど子どもと、じっくり向き合う時間が取れないとも聞く。心にゆとりのない先生は、ゆとりのある教えを実践できるだろうか▼福島県の今月は「社会を明るくする運動」の強調月間。武田さんは歌った。〈私ほどあなたの事を深く愛したヤツはいない〉(贈る言葉)。子どもの健やかな成長を、先生と地域が一体で支えたい。
(私は)思う。学校とは塀に囲まれた保護地区。その中は、お約束が沢山あり、窮屈。社会は創造的破壊で進歩して行くが、この塀の中には、規則や仕事が溜まって行き、無用なことを壊す力がない▼この閉ざされた塀を倒すことはできないか。教員は万能ではない。未来を背負う子供たちのために、多忙な先生たちに、地域でできることがあるだろう。皆美味しいミカンだ。
#ミカン #先生 #学校 #多忙 #ゆとり