『#教育を軽んじれば』

『#教育を軽んじれば』<2023年5月20日(土)>
 子育て中の親にとって、教育費をどう捻出するかは悩みの種だと『あぶくま抄(230518福島民報)』▼小学生から社会人になるまでに必要な教育資金の今年の予想額は平均1436万円で、2年前より170万円増した▼政府は返済不要の給付型奨学金の対象を広げる方針を打ち出した。学校給食の無償化や大学院生の授業料を後払いできる新制度も検討課題とされている▼〈一度植えて百度収穫のあるのは人である〉。古代中国の書物「管子」の教えだ。大計を成し遂げるには、人材の育成が必要と解釈される。教育を軽んじれば、国の百年の大計は描けまい。子どもを育てる家計という畑は干上がりつつある。肥やしてくれる種はないものか。
 (私は)子供のころ、日本には資源がないが、人的資源があると、学校で教わった▼その人的資源を大事にしていない日本、この国は何を重要とし、どんな国にしようとしているのか。人口は減るばかり、老人ばかり。予測できたこの事実▼子供たちの教育とともに、政治家の教育も必要ではないか。
#教育 #子育て #授業料 #収穫 #種