『#プラごみ大国』<2022年3月28日(月)>
プラスチック資源循環促進法が来月施行に『南風録(220328南日本新聞)』は思う。プラスチックごみの排出国の日本、国連環境計画報告書では国民1人当たりの排出量は年32キロに上り、米国に次ぐ2位。世界から厳しい目が向けられる中、プラスチック資源循環促進法が来月施行される。コンビニのスプーンやホテルの歯ブラシといった使い捨て12品目の削減を事業者に義務付ける内容で、素材の変更などが進んでいる。おととしのレジ袋有料化に続く規制だが、多くの事業者が無料提供を続けるとみられ、効果の程は見通せない。期待されるのは、使い捨て品を受け取らないという意識の浸透ではないか。ただ、弁当や肉、菓子などにはプラスチックのトレーや包装が使われ続けている。こうした状況が変わらない限り「プラごみ大国」の汚名返上とはいくまい。
(私たちは)規則ではなく倫理として、ゴミ処分を考えていかねばならない。レジ袋有料化して1年以上経過するが、未だに幾つかの店でレジ袋の有無を聞かれる。プラスチックゴミに対する消費者の意識不足なのか。それは生産者や販売者の意識にもあるのか。この問題はプラスチックをつくりだすことを少なくして、また使用済みプラスチックゴミ処理をいかにできるかである。
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