『#新たな本に出合う』<2022年1月13日(木)>
郡山市中央図書館が復旧工事を終えた一部施設で運営を再開。これについて『編集日記(220112福島民友)』は思う。詩人の長田弘さんは図書館が担う役割を「人びとの記憶の庫」と表現し、存在意義を説いている▼「だれだろうと読んだ本を片っ端から忘れてゆく」と長田さん。ただ自分だけの大切な記憶にとどめず、図書館などを通して多くの人が同じ本を読み、記憶を共有できる(「読書からはじまる」ちくま文庫)▼本を手に取って選びたいという市民の声が多く寄せられており、職員らは「図書館への期待に応えたい」と意気込む▼長田さんは「元気のいい図書館」には、本の世界がつくってきた豊かな時間があるという。災害から復活した図書館で、新たな本に出合ったり、好きな本を誰かと共有したりする時間が取り戻せることを喜びたい。
(私は)あても無く開架本棚を巡るのが好きである。だが一昨年度はわが市でも中央図書館が1年ほど工事が入り、楽しみを取られていた。その間は、コロナ感染防止で長く図書館にいることもできなかった。いまは自由に棚をみることがきるが、いつまた制限がかかるのか心配である。さて、きょうは東部の図書館を徘徊するかな。
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