『団結する大勢の家族がいた時代がこんな日は恋しくなる』

『団結する大勢の家族がいた時代がこんな日は恋しくなる』<2019年10月12日(土)>
 「台風がくるというと、昔はどうしてあんなに張り切ったのであろう」。『筆洗』(191012)は向田邦子さん話を紹介し、台風と家族を思う。「『兄弟げんかも、夫婦げんかも、母と祖母のちょっとした気まずさも、台風の夜だけは休戦になった。一家をあげて固まっていた。そこが、なんだかひどく嬉しかった。父も母も、みな生き生きしていた』。・・・『非常に強い』台風19号の接近である。・・・備えを急げとも聞いたが、なかなか難しかったというご家庭もあるのではないか。高齢者だけ・・・単身世帯や夫婦共働き世帯・・・進路予測の精度も上がった。一方で、日本の家族の方はどうか。団結する大勢の家族がいた時代がこんな日は恋しくなる」。
 (JN) 向田さんは三世代家族、まさに一家挙げてであったのだろう。私は核家族、父母とも山奥から都会へ出てきた。台風対応は4人の家族での対応である。とはいうものの父帰らずの世界ゆえ、母が一人で張り切り、子供たちに指示命令が飛んできた。その家から出て三十数年、またも核家族。自分の家族とともに、今日は、あの家が心配だ。築半世紀ほどの家、その昔は周りに家が少なく、強風が近づいてくる音が聞こえて怖かったが、今では家が密集して大丈夫だろう。日々連絡を取り合いたい。そのために、スマホの充電を今のうちにしておかねばならない。皆様、今日は家にこもり、家族との時間を直接あるいは電波にて、過ごしましょう。
#団結する家族
#家族との時間

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