『「野分のまたの日」を安堵し迎えるために』

『「野分のまたの日」を安堵し迎えるために』<2019年10月11日(金)>
 台風19号がやってくる。『春秋』(191011)は準備せよと。「寺田寅彦が昭和の初めに警鐘を鳴らしたごとく、文明が進むほど自然の猛威による災害は『劇烈の度を増す』のである。・・・幾度も経験したことだ。『野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ』(枕草子)。台風の次の日こそ、しみじみとして趣深い、などと平安朝の才女は記したが、みやびな境地に浸るべくもない現代の我々は、備えを固め、避難所や経路も確認し、不便に耐えて、嵐をやり過ごすほかあるまい。『野分のまたの日』を安堵し迎えるために」。
 (JN) 明日、そんなにすごい台風が来るのか。まだ、理解できていないが、そんなことは後でいい。まずは、家の外に飛ぶようなものを出していないか。それがどう飛んで、どこにぶつかるのか。15号で電柱や木が倒れている。自動車が飛ばされる。とにかく、明日はこもっているしかないようだ。自動車を過剰に信用すると、怪我をするどころでなく、命を失う。水たまりを馬鹿にしてもいけない。我々は近代に入り、自然との闘いが熾烈になり、こちらが抵抗すれば更に自然は攻めてくる。自然に対して驕ることはできない。明日は慎重にいきましょう。連休はまだ残っています。
#災害は「劇烈の度を増す」
#野分のまたの日

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