『あのころも遊園地が閉まる夕暮れ時は何とも言えず寂しかった』

『あのころも遊園地が閉まる夕暮れ時は何とも言えず寂しかった』<2019年9月3日(火)>
 「丸広百貨店川越店の屋上遊園地がこの間の日曜日に閉園した」。『筆洗』(190903)は思う。「作家の長野まゆみさんが子どものころの思い出を書いている。・・・『ふだん着とはちがう<よそゆき>をめかしこんで家をでる。ハンドバッグに帽子、運動靴ではないエナメルのベルトつきの靴をはく』・・・一緒に思い出すのはごった返していた大食堂の『お子さまランチ』や屋上の遊園地のにぎわいか。・・・単なる『買い物』の場所に転落・・・家族そろってのかつての日曜日。閉園で幸せの思い出も遠くなる。そういえば、あのころも遊園地が閉まる夕暮れ時は何とも言えず寂しかった」。
 (JN) デパートは何でもあるところ。子供のころは、母親に連れられて、新宿や渋谷のデパートへ行った。でも、自分の記憶には、そんな楽しい思いではない。人がいっぱいで、あまり気分の良い所ではなかった。屋上や大食堂はどうであったろうか。屋上の遊園地の記憶が全然ない。連れて行ってもらえなかったのかな。大食堂は記憶にあるが、特に美味しいとは感じなかった。母の料理の方が断然良いと記憶している。それから、四半世紀ほど、平成に入り自分が子供をデパートに連れていくようになり、屋上の遊園地は消えていった。聖蹟桜ヶ丘の京王デパートの屋上が若干何かがあったか。そして30年、川越にはまだあったのか。デパートというものが随分と変わってきた。立川の高島屋は、本や家具や映画館である。飲兵衛にはビヤガーデンのイメージだろうか。
#丸広百貨店川越店
#幸せの思い出

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