『ノーベル化学賞に吉野彰さん』

ノーベル化学賞に吉野彰さん』<2019年10月10日(木)>
 ノーベル化学賞に吉野彰さん。『春秋』(191010)はその受賞に思う。「中学3年生は、理科で『化学変化と電池』を学ぶ。昔日、食塩水に金属片を入れ、豆電球をともす実験をした昭和の子もおられよう。電池の歴史は、より大きな電圧を得るため電解質、正極・負極の3要素をいかに最適化するかの試行錯誤だった。・・・リチウムイオン電池の開発中は材料探しで何度も壁にぶつかった。・・・苦労を重ねた末のサラリーマン研究者の栄光を喜びたい。教科書は、『2次電池』『イオン化傾向』などリチウムイオン電池の基本原理も解説する。子や孫の教材を拝借し、家庭でにわか勉強のうんちくを傾けてはいかがだろう。昭和の子どもたち」。
 (JN) 昨日の夜のニュースは良い話題で始まった。吉野彰さん、この人も良くしゃべるねと楽しく茶の間でテレビを見る。また、ご夫人も出てきた。また良くしゃべられる。楽しい夫婦だろうか。とにかく、下げた頭とお詫びばかり見ていたので、この話題が楽しい。しかも、身近な電池の話だ。そして、原子力の電気とこの電気に変わりはないが、汚れていないような気がしてしまう。風力発電太陽光発電などの電気を貯める電池は環境の味方になるのであろうか。昭和の子はどれだけ知ったか振りできるか。令和の子どもたちはどんな影響を受けるか。まずは、吉野彰さん、良いニュースをありがとう。そして、おめでとう。
#吉野彰さん