<2016年9月22日(木)>
『無駄買いをさせて景気は上昇中』
「アベノミクスは<選挙で有権者の支持を獲得する効果はあった」。「筆洗」(1609229)は、小沢正一さんの景気への思いを紹介する。「景気が一時よりよくなったって? 内需好調か。だけど景気、景気って、俺たち、どんどん物を買わなくちゃいけないの? 昔思えば何でも揃ってんだよ。ゼイタクしろっていうのかね…えっ、どうなの」。そして、「英経済誌エコノミストのによれば、<実際に経済に与えている効果は限定的で、当初の期待に応えられてはいない>と。なるほど、選挙対策としてなら、効果は実証済みの『異次元』の策だ」と。
国民は各自の生活にとって何が大事なのか。その大事なことに対して、国や与党は、対応ができているのか、「どうなの」。野党は国民を主と考えているのか、政権を取ることを主と考えて行動しているのか、「どうなの」。マスコミはどこを見て、だれのために情報提供をしているのか、「どうなの」。世の中、生活という現実を蔑ろにしていないだろうか。商品を使いもせず、動かすことで景気が良く見える。実質価値のない金融上の差益のために金融操作をしても、私の生活は良くなるの、「どうなの」。(JN)