受験生にとって大変な受験シーズン

(日経「春秋」2014/2/6付) 春は名のみの風の寒さや――。体調管理に気をつけたい。とりわけ、年に1度の勝負に挑む受験生は。記憶をよみがえらせてみる。今となっては懐かしい思い出だ。インフルエンザが全国的にはやりやすい季節なので、受験生にとって大変な受験シーズンだ。一昨年、東京大学が秋入学を検討するとのニュースを目にしたときは、グローバル化への対応という名目とは別に、かつての受験生として期待した覚えがある。残念ながら構想は尻すぼみとなって、これからも受験生たちはインフルエンザを警戒し続けることになるようだ。がんばってほしい。
(JN) なぜ、入試がこの条件の悪い時に行われるのか。これを改善しないのか。日の長い時期にやった方が受験する方も受け入れる方も体に良いのではないか。そして、インフルエンザやノロの流行るこの時期に行われるのか。インフルエンザで受験できなかというような思い出は作りたくない。この周りの者も大変である。愚息が大学受験の年の1月に私はインフルエンザになり、自宅で寂しく隔離された悲しい記憶がある。皆の体調管理のしやすい時期に一般入試をしたいものである。DNCがなくなり、今後それに代わる方法で日程に違いが出ようが、各大学の一般入試はどうなって行くのか。何れにしても、受験生の都合ではなく、大人の都合で入試の方法は決まって行く。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO66436390W4A200C1MM8000/