『試験にて苦しむさまをありありと年老いて夢に見るはかなしも』

『試験にて苦しむさまをありありと年老いて夢に見るはかなしも』<2021年1月17日(日)>
 大学入試の時期に『筆洗(210117)』は思う。「ピアノの発表会・・・さっきまであったはずの楽譜も消えている。どうしよう。…と、ここで、毎回、夢は覚める・・・歌人斎藤茂吉は試験の・・・こんな歌がある。<試験にて苦しむさまをありありと年老いて夢に見るはかなしも>・・・大学入学の共通テストが始まった。・・・間の悪いことに新制度導入・・・どんな傾向の問題が出るか。コロナと新制度の重荷。大人になってからどんな夢を見るかと同情する。<朝たちて試験に行きし長男ををさなのごとくたまゆらおもふ>。これも茂吉。今度は長男の受験を心配している。自分の苦しい経験があるからだろう。ガンバレ受験生。怖い経験だが、こんなに家族やまわりが応援してくれる日々は人生にはそうそうない」。
 (JN) 毎度思うのが、なぜこの時期に入試なのか。寒さ、インフルエンザ、雪などの妨害を取り除きたい。早く9月入学が実現しないのか。でも、恐怖は変わらないだろうか。還暦を疾うに過ぎても夢見る。時間がない、忘れ物した、場所間違えた等で苦闘する自分である。夢であれば覚めてくれるが、くれぐれも、今後の試験で慌てないように様々な準備をして挑戦をしてください。これは「ブラタモリ」も助けてくれません。
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#夢に出る
#がんばれ受験生

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