『ベネチアが高潮、ここ五十年で最悪の水位』

ベネチアが高潮、ここ五十年で最悪の水位』<2019年11月15日(金)>
 「上は洪水で、下は火事、これなあに」。今の子どもには「お風呂」という回答は無理、現代ならば「地球」だろうと『筆洗』(191115)は述べる。「北半球の街に水があふれ、南半球の森では火が燃え盛っている。・・・ベネチアが高潮で水没している。・・・政治家や専門家が、気候変動を原因の第一に挙げている。オーストラリアの東部で続く森林火災も最悪のレベルという。・・・専門家らが、ここでも地球温暖化に原因を求めている。自然災害の原因が気候変動であると証明するのは簡単ではないだろうが、相次ぐ災害で、疑いは強まっていよう。あちらに洪水、こちらに火事。そんな地球にしてはならないという思いも強まる」。
 (JN) 我が日本の大雨など気候の変化の激化も温暖化の影響か。11月の上旬は半そでシャツでフラフラしていたが、11月中旬の今ではコートを着ているという変わりように、身体がついて行けない。日本の四季はどこへ行ってしまったのか。秋を眺め楽しむ余裕なく冬に入ってしまうのか。今の生活を例えば、100年前に戻すことなどできないであろうから、とにかく、米国式の無駄な大量生産と大量消費と大量廃棄を止めることである。そのためには、無駄に働かない、無駄に買わないことである。グレタ・トゥーンベリさんのように、移動も内燃機関の乗り物を使わないというわけにはいかないが、それぞれの地球上の人々がその意識を先ずは高めていくことである。
#ベニスの高潮
#オーストラリアの森林火災

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