『花粉症ゼロ社会』

『花粉症ゼロ社会』<2017年2月21日(火)>
 「佐藤愛子さんの話題作『九十歳。何がめでたい』によると、花粉症をむかしは単に『春先のハナ風邪』と呼んだ」。いよいよ花粉の季節、「天声人語」(170221)は「花粉ゼロ社会」を思う。「無花粉スギは1992年に富山市の神社で発見されました。品種改良が進み、もう実際に植えられています」と。「無花粉のヒノキは大量の花粉を浴びて計4074本を調べ、ついに探し当てた。いまは実用化に向けた研究が続く」。そして、「花粉症ゼロ社会を自民党が昨夏の参院選で掲げた公約を思い出す。発症者の一人としては賛意を表したいものの、はてさていつ実現することやら。」
 (JN) 春を迎え、暖かくなり桜咲く季節ゆえ、心も開き浮き浮きになるはずだが、本当に花粉症の者には辛い時期となってきた。野外でお花見を楽しみたくても、グシュグシュ、目と鼻が悲鳴を上げる。薬など使いたくないが、この時期はイベントも多く、マスクを外しての業務に耐えねばならない。花粉症対策の薬で、身体はどう虫食まれているのか。早くこれから解放されないものか。佐藤愛子さんは91歳でぴたりと花粉症が止まったそうだが、そんなに長生きできない。一生のお付き合いか。いやいや、山のスギやヒノキを何とかしてください。「鼻うがい」はしたくないな。とにかく、花粉症ゼロ社会を実現してくれるなら、その方々に投票をしますよ。実現して欲しいですよね。