#国家に寄りかかろうとする心は相互監視

『#国家に寄りかかろうとする心は相互監視』<2021年3月1日(月)>
 映画「グンダーマン」(5月公開予定)に『余録(210301)』は思う。「旧東ドイツの国家保安省(シュタージ)は、社会主義体制を守るため国中に監視網を巡らせ・・・国民の6人に1人が・・・盗聴・密告していた。『東独のボブ・ディラン』と称賛された反体制派の人気シンガー・ソングライターも秘密警察の協力者だった。・・・トランプ前米大統領支持者らが米議会に乱入し、フェイスブックツイッターがトランプ氏の情報発信を止めた時、メルケル独首相は停止措置を批判した。・・・旧東独出身者ならではの信念だったのか・・・政治体制が何であれ、国家に寄りかかろうとする心は相互監視を生む。グンダーマンには密告者の自覚がなかった。当時はそれくらい自然な生き方だったのだ。・・・政治の退廃は何気ない日常の裏に潜んでいた」。
 (JN) 何を守るために、監視が行われるのか。私たちには隠したいことがあり、それを守ろうとするため、他者の監視が必要なのか。以前、画像に使った『革命前夜』では、そんな東ドイツ1980年代末期の音楽家が描かれている。その中で、登場人物になりきり何を信じて良いのか、思い悩んだ。
#グンダーマン
#情報発信を止めた時
#相互監視
#政治の退廃

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