『なんだろう?』<2020年11月14日(土)>
各紙、亡くなられた小柴昌俊さんを偲ぶ。『天声人語』、「ノーベル賞受賞後は、子ども向けの講演を数多くこなす。『教科書は疑い、究明の卵をいつも心に持って』『達成したいと思う卵をどう孵化させるか考えて』と訴えかけた」。『余禄』、「目先の利益にとらわれない基礎科学研究の重要さを訴え続けた。では、日本の現状はどうか。『やれば、できる』との言葉も残したノーベル賞学者には、少し心残りもあった旅立ちかもしれない」。『筆洗』、「たたき上げを思わせる『物理屋』『実験屋』の呼び名も似合う人が、あとに続く研究者たちに道を残して旅立った」。『春秋』、「問いの答えを小柴さんは求めてきた。基礎研究の価値を身をもって証し、宇宙へと旅立った」。
(JN) 疑うことを、小柴さんは訴えてきた。その刺激がこれから芽を出しても、それを潰さないようにするのは我々の努力だ。学問の自由と資金援助を政府に願う。アイスクリームの好きなトリノ爺様、そんな私たちを宇宙よりを見守ってください。
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