『雪明不足』<2020年2月10日(月)>
暖冬とお寒い政治に『筆洗(200208)』は語る。「春、花を咲かせるため、冬の時期に低温にさらされていなければならない植物がある。現象を『春化』と呼ぶ・・・春化の時がようやくやってきたように思える。・・・立春を過ぎてからの寒さをあらわす季語に『春寒』がある。『まだなお寒い』のおもむきがある季語であろうが、今年は『ついに』の感・・・ずっとお寒いままの世界もある。この冬、政治のニュースを見るたびに、思い浮かべてきた言葉が『雪明不足』である。昔、若者に人気だった雑誌『ビックリハウス』にあった創作四字熟語の傑作だ。夏は蛍の光で夜も勉強できたが、冬は雪の光が足りないという意味だった。説明がしっくりこない話が多い。すっきり春化となる時はくるのか」。
(JN) 暖冬で、雪不足で、行政の長たちは心が締まらない。準備不足、誠意不足、能力不足で、雪明不足か。何時まで茶番が続くのか。有能な者が与党にはいるはずなのに、何でこのような面々ばかりか。それとも、彼らは雪明不足の超能力者か。こうやって時を潰していく、浪費家なのか。委員会や本会議のその瞬間に幾らかかっているのか。この経費を他に持って行けないか。お寒く、悪い雲行きを何とかできないのか。春はいつやってくるのだ。
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