『今のオリオン座が妙にいとおしくなってもくる』

『今のオリオン座が妙にいとおしくなってもくる』<2020年2月11日(火)>
 「客星」か。『余録(200211)』はオリオン座のベテルギウスの明るさに思う。「過去100年で最も暗いと報じられたのは昨年末だった。もしや超新星爆発が近いのかと話題となり、爆発すれば半月ほどの明るさが約100日も続くともいわれた。・・・科学者も、超新星爆発に先立って飛来するニュートリノの検出の準備は進めているのだとか。期待度のほどは天文ファンとそれほど変わるまい。・・・ベテルギウスまでは650光年。もしも爆発すると史上空前の天体ショーになるが、そう思えば見慣れた今のオリオン座が妙にいとおしくなってもくる」。
 (JN) この地球がある宇宙はどれだけ広いなのだろうか。私たちがわかっていることはこの宇宙のどこまでなのだろう。ベテルギウスは650光年というが、本当に650年かけて光が私に届いていること自体が不思議である。650年前って1300年代後半、南北朝時代だろうか。そのころの光が見えるということが不思議である。これから、もし超新星爆発が見られるとしたら、それは南北朝のころに起きたことなのか。なかなか理解しがたい。まあとにかく、遥か彼方の神秘な過去。ゆっくりオリオンを楽しもうか。
#オリオン座