『トイレが世界の大問題なのは事実だ』<2017年12月10日(日)>
「習主席は2015年、主に観光地のトイレ事情を良くするよう「革命」を呼びかけた」。『春秋』(171210)は中国やインドのトイレ事情を紹介する。中国は「2年あまりの間に全国およそ7万カ所で改修がすすめられた、と伝えられている。インドのナレンドラ・モディ首相は習主席以上にこの問題に熱心といえるかもしれない。ことし9月には『まずトイレだ。寺院はその後だ』と訴えた。トイレが世界の大問題なのは事実だ。30年をメドとする国連の『持続可能な開発目標』は、重点17分野の一つとして『安全な水とトイレをみんなに』と掲げる」。
(JN) 私たちは食べないと死んでしまう。その食べるためには様々な廃棄物が出る。子廃棄物も輩出しなければ死んでしまう。私たちが自然とともに生きていたころは、自然がその廃棄物を流してくれた。しかし、経済発展とともに現在社会ではそうはいかない。トイレをつくるということは、そこから汚物を運び出さねばならない。汚水路ができても、そのまま川に流してはならない。最後は、汚水処理場が必要だ。広大で巨大な人口を抱える中国やインドは、その整備が大変であろう。我が日本は原発さんが沢山、この汚物の処理場はどうなるのだろうか。ぜいたくな生活を続けるためには、汚物が沢山作られてゆくことも、中国やインドは勿論考えているのだろう。