『内戦の続く中東のイエメンではコレラにより、今年の死者・・・』

『内戦の続く中東のイエメンではコレラにより、今年の死者は全土で1800人を超えているという』<2017年7月27日(木)>
 「内戦の続く中東のイエメンではコレラの感染拡大が止まらない」。『余録』(170727)は、日本では「コレラも絶滅寸前季語となった今日なお、地球上にはこの病魔から身を守るすべのない人々がいる。コレラがつけ入る貧困や災害、そして戦乱である」と伝える。そして、「かつて『幸福のアラビア』と呼ばれたイエメンだった。しかし今、ある国際NGOはイエメン内戦による人道危機を『人類にとっての究極の恥』と告発する。いつなりともコレラの恐怖を『絶滅寸前』からよみがえらせる人間の非道と愚行である」と述べる。
 (JN) この内戦は、何を正義とする戦いなのであろうか。否、戦争に正義はない。勝者が勝手に後で作るだけだ。戦地となってしまうと、人々は死ぬか生きるかの世界、他人のことを構っていられない。この戦いを何とかしなければならない。私たちは、この地の人々への支援とコレラ撲滅を行わねばならない。それは内戦を終わらせることである。もう日本では忘れらてしまったコレラであるが、それがいつどこから伝染してくるかもしれない。そのためにも、このイエメンの地でのコレラ撲滅のために、私たちは何ができるのであろうか。僅かでも、その意欲の言葉と金銭を出すことか。皆で、非道な愚行への怒りを発して行かねばならない。それが正義か否かわからないが、人の道であろう。