『#モスクワからの援助物資の缶詰』

『#モスクワからの援助物資の缶詰』<2020年7月3日(金)>
 憲法改正をめぐる全ロシア投票に『余録(200703)』は先ず8年前にはやった笑話を紹介する。「少数民族の居住地にモスクワから援助物資の肉の缶詰がラジオやテレビ、新聞・雑誌と一緒に届いた。ラジオをつけるとプーチンが話していた。テレビをつけるとプーチンの姿が映っていた。新聞と雑誌にはどのページにもプーチンの写真がある。住民は恐ろしくなり、缶詰を決して開けようとはしなかった・・・プーチン人形を開けると中にはまたプーチン人形、それが次から次へと出てくるマトリョーシカのような21世紀ロシア政治である。・・・領土割譲禁止などの愛国主義や保守的な価値観も目立つ200項余の改憲である。どこを開いても浮かび上がるプーチン氏の声や顔が、ますますロシアを軍事と石油に依存する文明に閉じこもらせるのが怖い」。
 (JN) プーチンは死ぬまでロシアのトップでいたいだろう。もし政権が政敵に移ったら、自分のその後はどうなるであろう。そう考えれば、とにかくこの地位を守りたい。いやいや自分しかロシアのトップになる者はいないと考えていようか。とにかく、ロシアは俺様のものなのである。そう思っている国の指導者は地球上にどれだけいるか。国民は首の変え時を準備しておかねばならない。
#缶詰
#dictator

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