<2017年1月7日(土)>
『65歳までに手に入れたことを結集すれば新しいスタートが切れる』
老年学会にて高齢者年齢の見直しの提言があったことにつき、「天声人語」(170107)はカーネル・サンダースの言葉を出す。「『65歳までに手に入れたことを結集すれば新しいスタートが切れる』。『さび付くよりすり切れる方がましだよ。じっとしていてさび付くより身を粉にしている方が好きなんだ』。心身の衰えるスピードは人により大きく異なる。誰もがカーネルおじさんのように最晩年まで働きたいわけではない。提言では65歳から上が准高齢者、75歳以上が高齢者、さらに90歳以上は超高齢者とされた。敬老の日も3通り必要になるのだろうか。」
子どものころ自分が65歳になることが想像できなかった。しかし、年齢を増すとともに現実化してきた。そして、時間の経過には変化があるようで、50歳を過ぎてからなんだか時間の進みにスピードを増した。今、もうすぐ高齢者だと思っていた。ところが、急に遠ざかった。70歳前後の方々は、高齢者から准高齢者に格下げであろうか。とにかく、まだまだ働け、さび付いてはならな、すり切れるまでがんばれということであろうか。しかも、年寄りは余計な口を出してはならないのである。当方、准高齢者予備軍としては、まずは准高齢者となっても働けるように、日々、体力と忍耐力をつけていきますか。(JN)