#高齢者の定義』

『#高齢者の定義』<2022年9月19日(月)>
 敬老の日を『南風録(220919南日本新聞)』は思う。政府が1985年に50~60歳代の呼び名を公募し、選ばれたのは「実年」。応募が一番多かったのは「熟年」だったが、40歳代のイメージが強いという理由で選に漏れた。人生80年時代の当時はそうした認識が一般的だったのだろう。実年に決まったのは、「実り」などが中高年のイメージにぴったりと評されたためだ。これに合わせるように同じ年、鹿児島県はそれまで職員が主に50代で退職していたのを60歳定年に改めた。さらに県は、定年を来年度から段階的に引き上げて最終的には65歳とする方針。企業に対しては昨年から、70歳までの希望者に就業機会を確保することが努力義務。厚労省の調査では、4社に1社が何らかの形で70歳就業を導入し、特に人手不足に悩む中小企業が積極的に取り組んでいるという。高齢者の定義も変わっていくのかもしれない。
 (私は)シニアナナコ。65歳からのカードだ。さて、映画やミュージアムでは、ちょいと前までは60歳からが高齢者であったが、到達する前に65歳に変わったところが多く、60歳で割引になったのは岩波ホールであったろうか。世の中、人生100年時代、60代はまだ「はなたれ小僧」である。
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