『#来秋こそは』

『#来秋こそは』<2022年11月14日(月)>
 サンマの水揚げ量の減少を『小社会(221112高知新聞)』は思う。わが家の食卓にことし初めてサンマが上った。といっても年中出回っているみりん干し。近年、旬のサンマは不漁続きで高騰し、気軽に買えなくなっている。サンマは味もさることながら、安いからよかった。その思いが強いからか、秋口に食べたくなっても、「高いサンマ」を奮発して買う気にはなりにくい。価格は極度の不漁だった昨年よりは下がったが、高値が続いているという。ひと昔前は、季節になると、町のどこからともなくサンマを焼くにおいが漂ってきた。「食欲の秋」は脂の乗ったサンマの塩焼きとともに始まる、といっても過言ではあるまい。風習を絶やしたくない。記事によると漁獲が上向く兆しもあるとか。過ぎゆく季節に、来秋こそはと願いがこもる。
 (私は)気仙沼の方から送られてくるため、今年もサンマをいただいた。そんなに大きいものではないが、美味しくいただいた。これで酒でもという思いもあるが、サンマだけで良い。他に何もいらない。でも、喜んでいてはならない。気候問題か、取りすぎ問題か。美味しいものをどうしたら安く食べられるか。対策を皆で考え実行せねばならない。
#サンマ,#不漁,#高値,#秋口,#塩焼き