『#国民安全の日』<2022年7月1日（金）>
きょう7月1日は国民安全の日に、『国原譜(220701奈良新聞)』は国民安全を思う。1960年に創設。内閣府の説明によると産業災害や交通事故、火災など暮らしを脅かす危険に対し、防止と安全確保を図る習慣を醸成するのが目的。高度経済成長期のど真ん中に創設され、それは右肩上がりの勢いがある社会風潮とは裏腹に産業発展や自動車の急増で新しい危険が次々に生じていた時代。当初から求められてきたのは安全意識の高揚と安全水準の向上。今もなお同じ課題が突き付けられている。感染症と気候変動、そして緊張を増す国際関係。犯罪の形を変え、暮らしのごく近くにも危険が潜む。だからこそ見直したい国民安全の日。一人ひとりが自ら考え行動することが求められるとともに、今まさに行われている参院選で各党派に問われている重要な政治課題でもある。
（私たちは）完全な安全を得ることが無理でも、自分にできる安全を考え実施せねばならない。7月10日の参議院選挙の投開票に向けて、候補者はそれぞれに安全について述べていようか。でもその安全、何のための安全なのか。私たちは話を鵜呑みせず、情報収集しよう。各自投票を怠ることなかれ。そして、個々の生活、身近なことも安全に気を付けて、自分の未来や未来の人々の生活の安全を確保したい。
#産業災害
#交通事故
#国際関係
#感染症
#気候変動
