『外食やドライブなど主なレジャーは軒並み参加人口が減っている』

『外食やドライブなど主なレジャーは軒並み参加人口が減っている』

 村上春樹さんはマラソン好きだが、学校体育は嫌いであったと、「春秋」(日経/16/7/18)は伝える。そのマラソン、「日本生産性本部がまとめた今年版の『レジャー白書』をみると参加人口は前年より50万人増えた。レジャー市場全体は4年ぶりのマイナスだが、マラソンが例外的に伸びたのは安上がりで健康に役立つ点も大きいようだ。きょうは海の日。来月は初の山の日も控える。政府も企業も消費者の散財を期待するが、さて思惑通り遊んでくれるか。」

 レジャーとは何であろうか。余暇、自由時間であるから、何をしようと自由であるのがレジャーか。しかし、余暇はあるが、お金がない。お金がかからないとなると、やはり家でゴロゴロが安上がりで安全であろう。無理して走って倒れるより、健康的ではないか。動かなければだめというなら、お散歩で良いではないか。今日は海の日だから海へ行け、8月11日は山の日だから山へ行け、というのか。どちらも危険な場所であり、行くまでが大変である。大体、学校体育のように枠をはめることなかれ。私は近所の名所めぐりや図書館だ。図書館へ行けば、涼しいところで、海も山も楽しめる。レジャーは、お散歩と図書館です。(JN)