「千四百年に一度」と「千年に一度」

  • (日経/春秋)100年前の本日、タイタニック号が氷山に衝突して多数の犠牲者を出した。米国の研究チームの最近の

新説では、当時、月と地球が「千四百年に一度」の大接近をした時期、氷山が南下していたと。日本では「千年に一度」の南海トラフの大地震、国内最大の34メートルの巨大津波。「想定外」はもう困るが、あまりにも厳しい予測が示されると、人は無力感に包まれ、対策に消極的なる場合があるらしい。タイタニックも救命ボートの数がもっと多ければ。できることから着実に備えるしかあるまい。=>(JN)自分たちは何をすべきか。国には多くを望めないなら、身近では家族をどうするか着実に備えたい。