『1億総グルメ評論家時代』<2019年10月24日(木)>
「なんだか大げさだなあ……。と思うが昨今、店選びをこの手のサイトに頼らぬ人は少ないだろう」。『春秋』(191024)は語る。東海林さだおさんは『丸かじり』シリーズで、グルメ番組で「おいしい!」しか言えなかったタレントを冷やかしていた。「当節の『食レポ』は素人だってすごい。「旬の松茸と名残の鱧が出合った奇・・・」とか「きちんと仕事をした鮪と・・・」とか。こんな書き込みが飲食店情報サイトにはあふれている。・・・記述をあれこれ読み、点数を確認し、予約を入れる仕儀となる。・・・言葉は増えたのに、結局、へんに褒めるか貶すか。かの『おいしい!』時代と、案外、似ているかもしれない。ユーモアたっぷり、風刺もきいた東海林さんみたいな批評が少ないのがグヤジイ」。
(JN) 到底グルメにはなれない私には、その素敵なコメントを信用しない。確かにウエブサイトにて飲食店を調べるが、コメントなど役には立たない。自分で確かめるしかない。その店に行き、味だけでなく、お店の対応を体で感じ、「ここは私の好み」「ここはもう来たくない」など、感じれば良い。また、一緒に食べるのが家族か、仲間か、大事なお客さんか・・・それぞれに考えねばならぬだろう。とにかく、自分でまず行くことからである。ポイント稼ぎのコメントに影響されることなかれ。これは食品だけではない。ポイント稼ぎのために低い評価を出したら、「なぜですか」としつこい古本屋にうんざりして、評価を変えたことがある。こんな評価は信用できない。
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#東海林さだお「グヤジイ」