『パレードなき即位礼に、令和の象徴像を感じた』

『パレードなき即位礼に、令和の象徴像を感じた』<2019年10月23日(水)>
 「きのう、皇居・宮殿で「即位礼正殿の儀」を取材していて、当時の記憶がよみがえった」と『春秋』(191023)。「15年前。当時、皇太子だった天皇陛下は、調整池の内部を視察された。英オックスフォード大などで水上交通史を修めた後、関心の領域を『水と世界の環境問題』に広げられた陛下の希望であった。・・・政府は予定していた祝賀パレードを延期した。陛下のお気持ちに沿う判断だろう。『(水害などで)最も大きく影響を受けるのは、女性や子供、お年寄りや障害のある人たちなど、いわゆる社会的に弱い立場にある人々です』。陛下は昨年、『世界水フォーラム』の講演で、こう述べられた。台風19号の犠牲者の多くは60歳以上だった」。
 (JN) 自然とともに生きて来た私たちは、明治維新から西洋化が進み、自然を抑えつける方法を選び、生活圏は広がった。しかし、自然の力は私たちの生活圏を破壊した。都心は巨大な地下遊水池を作り、自然の力を凌いだ。被害が受けた地域は、どこまでの対応ができていたのであろうか。さて、今後は、どこまで堤防を強化しなければならないのか。昨日の被災地に天皇即位の式典をどう感じていたであろうか。今日も河川は濁った水でいっぱいであった。本日は晴れたが、まだ雨が続きそうである。
#パレードなき即位礼
#最も大きく影響を受けるのは社会的に弱い立場にある人々

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