末は博士か大臣か 230914

 きのうの岸田内閣再改造に『有明抄(230914佐賀新聞)』は思う◆「末は博士か大臣か」。子どもたちにとっても、「研究者」は上位にあったが、「大臣」は見当たらなかった◆きのうの再改造、一気に期待が高まる状況にはない◆麻生太郎副総裁は、「政治家の評価なんていうのは、死んで歴史家がいろいろ講釈するのであって、生きているときは褒めてもらえることはないと、そう思っておかれたらどうです?」と◆政治家が歴史の評価を受けるのは確かだが、同時代の国民も評価する。「気にしない」と開き直られては困る。「末は…」のフレーズが復活するぐらいの活躍を。

 (私は)結構頑張った大臣がご苦労様となっていると思う。そういう人は終わりで、批判を浴びている人は更に続けさせられるのか◆大臣という職は何だろうか。首相が自分の地位を維持するための贈与であろうか。適材適所の贈与だ◆とりあえず大臣たちには、この贈与を受けて子供たちが将来夢見るような成果を頼みます。人気はあとから、先ずは国民の生活のために。

*画像は日本経済新聞(23年9月14日)から借用。