『心配なのは政党、政治家、議会など、現在の政治の仕組・・・』

『心配なのは政党、政治家、議会など、現在の政治の仕組み全体への疑念や不信が広がることだ』
 「育休宣言をした男性議員が婚外恋愛疑惑から辞職を表明した。」「春秋」(日経/2016/2/13付)は言う。「まさに『げす』な話題で、国政を担う人たちへの信頼と共感がじわじわと損なわれていく。その先に何が待つか。昭和のはじめの日本では、腐敗と迷走が目立つ政党政治にかわり、毅然、清廉、庶民的というイメージがあった軍人への期待が高まった。結末は誰もが知るとおりだ。政治家は襟を正してほしい。」
 つまらんことで、国政の歩みを止めては困る。国会議員としての任務を何と心得るか。こんな話題は御免である。皆さんには、本当に「襟を正して」、国民の代表として仕事を行って欲しい。しかし、きっとまたどこかで起きるのであろうから、つまらんことではあるが無視してはならない。大臣や議員は辞めることの覚悟をもって、仕事に臨んでほしい。またしでかしたとき党に申し訳ないではなかろう。国民に顔向けができなとするなかれ。(JN)