専門のスタッフを準備する

『#専門のスタッフを準備する』<2023年6月28日(水)>
 クラシック音楽ファンとしての『国原譜(230628奈良新聞)』は、ホールを思う。中学時代、初めてオーケストラの生演奏を聴いた場所は県文化会館。温もりのある弦楽器の響き、管楽器の迫力に魅了され、以来ずっとクラシック音楽ファン。会館は老朽化、耐震化のため4月から休館しリニューアル、令和8年度内のオープンを目指す。国際ホールの収容人数は物足らないが、小ホ―ルとともに「音にこだわる」のは評価したい。県音楽文化の殿堂となってほしい。大阪市内の音楽ホール関係者から、「奈良県から来場される人が多い」と聞いた。県内はもちろん、県外からも多くの人々が詰めかけるホールに。音楽ファンを惹きつける企画が必要だ。専門のスタッフを準備するのに早すぎるということはない。
 (私は)演奏前の指揮者への拍手が止まった瞬間の静けさが堪らない。何を求めて人々はコンサートホールへ向かうのか。それはそれぞれであろうが、スタッフの準備が大事であろう。コンサート企画の準備、演奏者が存分に力を出せる環境の準備、コンサート情報を伝え販売する準備、大変であろう。感謝するばかりである。
#音楽 #クラシック #ホール #スタッフ #ファン