#人生短くして書物甚だ多し

『#人生短くして書物甚だ多し』<2021年5月6日(木)>
 「本を読むことは冒険の魅力がある」。『いばらき春秋(茨城新聞/210503)』は柳田国男の読書の旅を紹介する。柳田国男は13歳のとき、読書三昧の日々を送った。読書家の隣家に入り浸る。蔵書を片っ端から読み飽かした。その中の1冊が民俗学に目を向けるきっかけになったと伝わる。国男少年は10歳ごろ預けられた郷里・兵庫県でも和漢の蔵書を読破した。柳田の読書の旅は生涯続いた。「老読書歴」など老いても東西の書評を残した。新型コロナウイルスの感染拡大で東京に緊急事態宣言が出され、大型連休は後半を迎えた。じっくり読書も選択肢の一つだ。今は内面の冒険をすべきではと問われている気もする。「人生短くして書物甚だ多し」。まず1冊を手に取れば、生涯の友となる良書に出合えるかもしれない。
 (JN) 今日もお休みの方もいらっしゃるだろう。どうか、ご自宅でゆっくり願いたい。連休は別に出かけることが必須ではない。じっくりと本を楽しみたい。そして、現実に関係ない世界に入り込みたい。そんな旅をしたい。私は淡路の弁当ともにパリへ。
#読書三昧
#老読書歴
#大型連休
#生涯の友

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