『大会延期に何千億円もの追加費用を支払う日本国民』

『大会延期に何千億円もの追加費用を支払う日本国民』<2020年7月23日(木)>
 「あすは本来なら2020東京五輪の開会式」、『余録(200723)』は来年を思う。「不正を決して犯さない――主神のゼウス像に選手らがそう宣誓するのが古代オリンピック開幕時の主行事だったようだ・・・きょうは延期された五輪の開幕予定日のちょうど1年前にあたる。・・・世界的コロナ禍の下、来年大会を開くなら開会は宣誓式だけでいいと古代式簡素化を唱える方もおられよう。だが、米テレビの放映権とのからみで開会式の規模の縮小はできないのだとか。現代五輪の主神が誰なのかを示す話である。感染症は文明の本質を映し出すが、商業五輪の実相も浮かび上がらせたコロナ禍だった。先行き不透明な大会延期に何千億円もの追加費用を支払う日本国民としても、ボーッとしてはいられない1年間になる」。
 (JN) 大会経費をできるだけ少なくしようと、ボランティアの活用が重視された。大学側も支援しようと、何時だったろうか、そんな運動を始めていた。今のオリンピックは誰のためにあるのか。利益を上げようとする企業のためにあるのか、と思うばかりである。企業が儲けるためのオリンピックを市民のオリンピックに取り戻せないものか。贈与で成り立つオリンピックにならぬものか。
#あすは本来なら2020東京五輪の開会式
#きょうは延期された五輪の開幕予定日のちょうど1年前
#US television company
#Additional cost

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