『大方、役人の仕事であろう』

『#大方、役人の仕事であろう』<2021年1月19日(火)>
 昨日の首相の施政方針演説に各紙思う。『天声人語』、「拍子抜けを通り越して、床にへたり込んだ」。「『食い扶持』の確保は大切だが、命と安全あっての話だろう」。『筆洗』、「大方、役人の仕事であろう。演説を聴けば案の定である。おまけにこの方、熱意や心情を言葉に乗せるのが苦手なようで、こちらは眠気と闘うことになる」。『余禄』、「コロナ対策の最前線に立つと見えを切った首相である。だが新味の乏しい施策を聞けば、人々が今抱いている不安が分かっているのかとかえって不安が増す。またまた残り少ないマナを漫然と消費しただけのようだ」。『春秋』、「またも『国民のための働く内閣』を口にしたが、人々をもう一度引き寄せられるのは容易ではあるまい。暗闇のなかで政治が見えないのだ」。
 (JN) 昨日、14時過ぎにNHK1を見ながら片付けをしていたら、「消して!」と家族から。この声を聴くのが大変に嫌だということである。私も聞きたくはないが、一応確認をしようとつけていた。結局、必要なさそうであるため、途中で切りました。国民に不快な迷惑をかける演説とは言わないが、お粗末である。「国民への説明と理解が大切だ 」とはどういう意味であろうか。自分で考えねば人に伝わらないだろう。まずはそこからだ。そうすれば、少しは見えてくるかもしれない。
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