『「相」の意味』

『「相」の意味』<2021年1月18日(月)>
 元農相の賄賂問題に『筆洗(210118)』は大臣、「相」を思う。「この場合の『相』とは助けるとか、補佐するという意味だそうだ。・・・英語で閣僚、大臣を意味する『ミニスター』の語源も『大きな存在に仕える小さな人』『召し使い』と聞くから、やはり助けに回る人である・・・主権在民の世の中においては国民を助け、守るのが『相』の字を担う人間の役目であるべきだ・・・吉川元農相。農相在任中、鶏卵業者から現金五百万円の賄賂を受け取ったと・・・事実なら、なるほど、この元農相は『相』かもしれぬ。お金をくれる人を助け、補佐した。・・・賄賂ではなく、自分の政治活動を応援する資金だと考えていたと説明しているが、いずれにせよ、裏金である」。
 (JN) 元法務大臣や元環境副大臣はどうなったろうか。皆さま、個人としてか、助ける仕事をしたのだろうか。選挙違反や賄賂は絶えることなく続いている。議員になりたくて、現状を維持するために、違反してまで助けるのは自分自身か。この始末は誰が助けてくれるのか。いやいや、これは首相の言う自助でしょう。
#元農相
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*画像『新潮日本語漢字辞典』(四刷)1556頁。

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