『アニマルウェルフェア(動物福祉)』

『アニマルウェルフェア(動物福祉)』<2020年12月29日(火)>
 元農相が鶏卵業者から賄賂を受けたことにつき、『春秋(201229)』は家畜との関係を思う。「アニマルウェルフェア(動物福祉)という言葉に初めて接したのは2011年。東日本大震災・・・政府は、飼い主とはぐれた犬などのペットは保護し里親に引き渡すことを決めた。一方、家畜はやがて殺される運命にある。ゆえに価値を失った家畜の殺処分は合理的なのか。それとも生を全うさせるべきなのか。その論理的支柱になるのが、家畜の苦痛に配慮する『動物福祉』という学問だ・・・鶏卵業・・・日本で主流の『ケージ飼い』は鶏の負担が大きく今後、国際的な規制が広がる・・・事件はその動きの中で起きた。私たちが他者に配慮するというとき、対象は人だ。が、動物にも及ぶとする哲学もある。問題の本質に思いをはせたい」。
 (JN) 動物、特に家畜と人間との関係はどうあるべきなのだろうか。お互い生きていくものとして、配慮が必要だろうか。ペットか、家畜か。家畜でも様々な姿がある。資本主義の経費優先で良いのか。商品流通の考えではなく、逆立ちして私たちの精神で考えねばならぬか。元農相はどうお考えであろうか。
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