『戦争の死者との語らいから生まれた最晩年の2作』

『  戦争の死者との語らいから生まれた最晩年の2作  』<2020年4月13日(月)>
 各紙、大林宣彦監督の死を悼む。「転校生」、「シューマントロイメライで始まる冒頭シーンから引き込まれた・・・海と坂道の聖地に哀悼の花束が手向けられるだろう」と『春秋(4/12)』。「『余命半年』と宣告された時は『これで映画をつくる資格をもらった』と語った。『戦争で死んだ人を忘れないのが平和をつくる方法だ』。切迫する時間の中、戦争の死者との語らいから生まれた最晩年の2作である」と『余禄(4/12)』。「<ふとはずみで立ち上がる。戦争がはじまる時はこんなものかもしれないね><青春が戦争の消耗品なんてまっぴらだ>」『筆洗(4/12)』。
 (JN) 当方は大林宣彦監督の作を劇場では見ていない。テレビで数件である。監督の作品や考えをそんなに知っているわけではないが、多くの追想から、この人に思う。自分の思いを最後まで投入して行くそのエネルギーはなんであろうか。<次の世代。きっと映画の力で世界から戦争がなくなっている>のだろうか。そのために映画をつくる。「戦争の死者との語らいから生まれた最晩年の2作」はどのような映画だろうか。ご冥福をお祈りいたします。
#大林宣彦監督の死
#余命半年
#青春が戦争の消耗品なんて

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