『映画「彼岸花」の家族』

『映画「彼岸花」の家族』<2020年4月20日(月)>
 「日に三度、顔を合わせて食事をするという家もあるだろう」と今のコロナ禍の現状を『筆洗(200420)』は思う。「小津安二郎監督の映画『彼岸花』・・・で、こんな場面がある。夫婦と娘二人で遊びに出かけた箱根。・・・『戦争は厭だったけれど、時々あの時のことがふっと懐かしくなることがあるの。あなた、ない?』『私はよかった。あんなに親子四人でひとつになれたことなかったもの』・・・このせりふが最近、よく分かる。・・・日本の家族がここまで『ひとつになれた』のは戦後七十五年の歴史の中で初めてではないだろうか。・・・日に三度、顔を合わせて食事をするという家もあるだろう。・・・気のせいか買い出しに向かう家族はこの状況にも穏やかで朗らかにみえる・・・この重苦しい日々がいつか、懐かしいと思えるのかもしれない」。
 (JN) 自然は様々な機会を私たちに与える。人類がそれを如何に過ごし、問題を解決していくか、自然は見ているのであろうか。苦しい時は皆が一緒になって助け合う。それが今である。そう思うのだが、一方で、いやがらせ、排他行動は絶えない。何とか、皆で心のスクラムが組めないものか。まだ長くなりそうであるこの状況、辛いことではあるが、連帯してまずはウイルス感染の拡大を抑え、彼岸花の作ころには少しでも平常に戻したい。早く、想い出にしたい。
#ひとつになれた
#ふっと懐かしくなる

f:id:morningstar:20190915125737j:plain

f:id:morningstar:20190915125656j:plain

f:id:morningstar:20190915125812j:plain

f:id:morningstar:20190915125705j:plain