『歴史は韻を踏む』

『歴史は韻を踏む』<2019年12月15日(日)>
 「中国史の最重要キーワードは『皇帝の人間性』です」。『春秋(191215)』は福岡県立高校の教諭の山崎圭一さんの話を紹介し、今の中国を考える。「隋の煬帝黄河揚子江を結ぶ大運河の建設をはじめて、国が傾く一因・・・引きこもり状態だったのは明の万暦帝。・・・清の康熙帝は日に三百通もの書類に目を通した・・・『世界の工場』として輝き、一大消費地でもある今の中国のトップは・・・経済成長率を『6%前後』に引き下げる方向・・・米国との貿易摩擦・・・少数民族ウイグル族への抑圧・・・毛沢東・・・『大躍進政策が批判されると、逆ギレのような形で文化大革命の発動を指示した』。そういえば現政権も、ハイテク産業育成策など達成をあおっている。歴史は韻を踏むというが、未達で逆ギレめいた振る舞いはご免だな。14億人どころか70億人に影響する」。
 (JN) 広大な中国、ここを治めるためには押さえつける力と組織がないと維持できない。多くの民族を抱えている以上、中央に力を集中させていくとに無理がある。一党主義でいつまで、国を維持できるのか。経済成長優先、この経済成長で国民を満足させてきたが、何時までも高度

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成長は続かない。その先には、国民の不満が待っている。中国の姿はこれで良かったのか。中国の革命に父はこの状態をどう思っていようか。「世間でいう成功者とは、一時の栄えに過ぎない。志と信義を持つ者こそが、万世にわたる功績を成す。」これを忘れぬようにしたい。
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