『なおも足元の危うい21世紀の「霧の都」』

『なおも足元の危うい21世紀の「霧の都」』<2019年12月14日(土)>
 EU離脱へ霧の中をさまよう英国、下院総選挙での保守党圧勝を『余録(191214)』は考える。夏目漱石も悩まされたきりのロンドン、最近のもやもやが保守党圧勝により「EUと合意した協定にもとづく離脱への道筋が大きく開かれるかたちとなった・・・合意なき離脱の破局をはじめ、先行き何があるか分からぬ濃霧の中をさまよった国民には、まずは霧からの脱出が得策とみえたようだ。EUもこの選択は歓迎のようで、市場にも安心感が広がった。だが前例のない離脱の先行きは依然不透明で、英国内にもかえって広がった亀裂、対立を抱える。なおも足元の危うい21世紀の『霧の都』である」。
 (JN) 民主主義の素晴らしさか、國民の愚かさか。否、その逆か、決まらない。決められない。世の中、急ぎ過ぎ。もっとゆっくりでも良いのではないか。充分に議論する。これが成されてこそ英国である。国民はもう早く決めたいと保守党に票を多く入れたようだが、それで良かったのか。EUその他周りは急かさず、英国の動きを見よう。英国民はできるだけの議論をして欲しい。他国民の勝手な希望だが、議会民主制の力を見せてください。
#保守党圧勝
#EU離脱