『人の命は取り戻せないけれども首里城を復元できれば、沖縄の魂は取り戻せると思った』

『人の命は取り戻せないけれども首里城を復元できれば、沖縄の魂は取り戻せると思った』<2019年11月1日(金)>
 首里城の火災に各紙心を痛め、そして再建を願うる。『春秋』は「首里城、実は15世紀以来、王位の争いなどで4度焼失、そのたびに再建されている。また、きっと鮮やかな色の御殿が空に映える日が来るだろう」と。『余録』は「戦後沖縄の『魂』の再建の足どりが刻まれた歴史的文化財でもある復元首里城だった。『首里城はよみがえる』。先人の願いはまた引き継がれる」と。『筆洗』は「首里城沖縄戦の砲撃で、破壊されている。それを含めて少なくとも過去に四度、壊滅的な被害を受けた。そのたびに再建されている。戦後を含め、沖縄の再起を象徴する建物でもあろうか。今回も、と強く願わずにいられない」と。
 (JN) 昨日の朝のニュース、初めは意味を捉えれなかった。なぜ、火災が起きるのか。何で、こんなに燃えているのか。やっと再建された城がなぜ? 外の者には沖縄に住む人たちの心を知ることはできぬが、さぞかし辛いであろう。悔しいであろう。1945年、愚かな日本軍の戦いに巻き込まれ焼け落ちた城である。あの青い空と、燃えるように鮮やかな朱色をした首里城は、記録や写真が少ない中でやっと再建した。その城がまた焼け落ちた、なぜだろう。原因究明と再建への計画を願う。
#沖縄の魂は取り戻せる
#先人の願いは引き継がれる