『過ちては改むるに憚ること勿れ』

『過ちては改むるに憚ること勿れ』<2019年11月2日(土)>

 英語民間試験の延期を『春秋』(191102)は思う。「教育行政の大元が、わざわざ格差を反映させる仕組みを持ち込んだのだ。最初から無理スジだったというほかない。…文科省を率いる大臣のひと言が延期を後押ししたのも皮肉な話である。なにしろ『身の丈に合わせて勝負してもらえれば』と、問題の本質を言い当ててしまったのだ。…『朝令暮改』は、今回はやむを得まい。『過ちては改むるに憚ること勿れ』。この成句で民間試験延期の判断を是と評するには、文科省の混迷は深すぎる」。

 (JN) 一昨日にお願いしたことを文科相は実行してくれたようである。その行動の真意はわからなが、とにかく身の丈受験制度の実施がストップした。混乱は避けられないが、過ちが拡大しなかった。でも、今回のこ延期で利権を逃した者にはさぞかし腹が立っているであろう。文科相や文部官僚たちは、どんなバランスの中でこの決定をしたのであろうか?もっと良い利権を準備しているのか? 今回の制度で、どれだけの天下りが考えられていたことか? 次は文科相のお友達が得するような制度が準備されているのか? 教育の機会均等は大丈夫か? 疑いは止まらない。これでいいのか?

#英語民間試験試験

#朝令暮改

#疑いは止まらない

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