『人間のつくる物語はかくもご都合主義に満ちている』

『人間のつくる物語はかくもご都合主義に満ちている』<2019年10月18日(金)>
 昔の作家は、場所が海辺から高原へ、季節が変わったり、死んだ人が出てきたり、と間違えをしたが、「慌てず騒がず辻つまを合わせたという。人間のつくる物語はかくもご都合主義に満ちている」と『春秋』(191018)は述べ、そして「東京五輪パラリンピックのドラマも似たようなものだろう。国際オリンピック委員会IOC)が五輪マラソン競歩を札幌へ移すと言い出した。米テレビ局の意向もあってか真夏の開催を求めたのはIOCである。・・・辻つま合わせを始めたようだ。・・・古代ギリシャの劇には、収拾がつかなくなると『デウス・エクス・マキナ』なる神が出てきて大団円という手法があった。・・・しかし待てよ、それならほかの競技も移せそうな……。二都物語も悪くはない?」
 (JN) 札幌は冬季と夏季の両方のオリンピック開催都市となるのか。いや、東京は名前だけで、北海道でオリンピックをすればいい。東京で競技をしなくてもいいではないか。東京何とかランドや東京何とか大学と同じで、東京でなくたっていい。札幌を中心にオリンピックをすればいい。空気が良い。台風が来る可能性も少なくなるし、雨も少ない。道は広いし、自然は豊富。ビールは美味しい。アイスクリーム、ジンギスカ、ラーメン、カニ・・・・・・。コロボックルが皆を待っています。
#ご都合主義
#IOCの辻つま合わせ