『サンマが食卓から姿を消してしまっては元も子もない』

『サンマが食卓から姿を消してしまっては元も子もない』<2019年9月9日(月)>
 「秋の味覚の資源量はいま、大幅に減っているらしい」。『春秋』(190908)は続ける。「今年は痩せているうえ水揚げが少なく、異例の高値が続く。サンマ・・・おいしさにがぜん目覚めたか、公海で漁獲量を急増させる中国、台湾を非難する声も強い。しかし日本もこれまで、世界中の海に魚を追い求めてきた身である。・・・ここは日本が国際的な資源管理の音頭を取り、範を示すしかあるまい。各国が競った結果、サンマが食卓から姿を消してしまっては元も子もない。文人佐藤春夫は道ならぬ恋に苦悩し、『さんま苦いか塩っぱいか』と綴った。世代も時代も超え、身近な存在であり続けるサンマ。身も皮もはらわたもうまい」。
 (JN) 自らの姿勢を正さねばならない。海の幸を大事にしなかった罰であろうか、お魚が獲れなくなってきている。魚を取るだけ取り、そしてゴミや汚染水を流す。自然の怒りを受けるのはわかりきったことであろう。現実の商品の海のこの経済社会は、海の生き物が枯渇するまで、まだまだ魚を取ることを要求し続けようか。そして、ゴミや汚染水を多量に流していくのか。魚の獲れなくなり、港の活気はどうなっていくのか。勿論、私たちはサンマを食べられなくなる。
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#資源管理

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