『過酷な労働で消耗した医師に診てもらうのは患者もごめんだろう』

『過酷な労働で消耗した医師に診てもらうのは患者もごめんだろう』<2019年6月23日(日)>
 「医という字は、かけ声をかけながら矢をうち、その力で悪霊をはらうことを表している」。でも、『春秋』(190623)は「『医』の担い手が元気に精力的に働けているかというと、実態はお寒い。・・・過酷な労働で消耗した医師に診てもらうのは患者もごめんだろう。栃木県下野市自治医大病院や岩手県内の県立病院などは医師の負担軽減に向け、診療データの管理や診断書入力といった事務作業を代行する「医療クラーク」を増員する。患者自身も症状を事前に頭の中で整理し、的確に説明したい。医師にいきいきと「医」の仕事に励んでもらうため、一人ひとりにできることがある」。
 (JN) お医者さんは、忙しい。あちらこちらが痛む我が身体、どうして医院へ行く回数が多くなる。良く行くのが、耳鼻咽喉科、整形外科および内科であろうか。どこも、込んでいる。待合室で待つことは整形外科以外はない。順番を取って、また予測の順番時間に来るようになった。特に、耳鼻咽喉科は人気があったのか、遅い時間の予約となることが多かった。その医院が先生の体調から閉じることとなった。その他にも、近辺で、数か所の医院が閉じている。お医者さんは、数分で相談者から現状から過去の情報を確認し、的確に病状を判断し、処方する。大変である。大病院であろうと、小さな町医者であろうと、同様である。さて、「医療クラーク」は医療関係者の過酷な労働改善の一助になるのか。それよりも、身体を大事にしていない我らが食生活等を改善して、通院者を少なくすることも大事だ。

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