『それはずるい時間稼ぎである』

『それはずるい時間稼ぎである』<2019年5月28日(火)>
 トランプ米大統領の「参院選まで待つ」というツイートをどう考えるか。『筆洗』(190528)はそれは「怪しき時間稼ぎか」。赤塚不二夫は奇抜な作を「直したら間に合わない時間まで原稿を手元に置いておいた」という。さて「日米首脳会談では議論を加速させることで一致したそうだが、発表は八月になるらしい・・・日本にとっては厳しい内容になりそうな新協定である。その批判を政府・与党が警戒し、公表を参院選後の八月にしてもらうということだとすれば、それはずるい時間稼ぎである。・・・交渉中を装い、選挙後までは黙っている。・・・大統領への厚遇も参院選後まで待ってもらうためではあるまいな」。
 (JN) 赤塚不二夫の作は、非常に斬新であったから、その内容を編集者に直される可能性があったため、なるほどぎりぎりで原稿を出した。しかし、現政権はそうではなさそうである。彼らは、平気で、自分たちに不利なことは隠す。これは有能な者のすることではないことを誰でもご承知だろう。それなのに、こんなことをされても、愚かな私たちはこの政権を支持するのか。ウソと借金のこの日本、どうなっていくのか。貿易問題は如何に交渉しているのか。また、衆参同時選挙はどうなるのか。「ひみつ、ひみつ、ひみつの〇ちゃん」か。

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