『大臣にも新聞を読む習慣を身に付けていただきたい』

『大臣にも新聞を読む習慣を身に付けていただきたい』<2018年4月4日(水)>
 麻生太郎財務相の「森友の方がTPPより重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」という発言に、『筆洗』(180402)は物申す。「『寺内貫太郎一家』などの演出家の久世光彦さんは五歳にして難しい漢字を読むことができたそうである。本と新聞で覚えたらしい。その効用をもって新聞を宣伝したいわけではない。ただ、その大臣にも新聞を読む習慣を身に付けていただきたい一心から引用した。今からでも遅くない。新聞で『反省』『責任』『言語道断』の正しい意味ぐらいはぜひとも理解していただきたい」。
 (JN) 新聞というものは有り難い。一月に6,000円ほどで相当な情報を得られる。しかし、この情報が多すぎて、すべてを読み理解することは、凡人の私にはできない。従って、ポイントを絞って読み、その他、テレビやラジオからの情報を使うしかない。どこかの大臣は、新聞を全く読まないわけではないだろう。気に食わないところを飛ばしたのだろう。そこに実はちゃんと記事があったのではないか。これは想像の話であり、根拠はない。その大臣も想像で話したのか。とにかく、気に食わない新聞程丹念に読んで、自分のものにて根拠ある話をしてほしいものである。